
充実した美術品のみならず、広大な森と湿原の自然を味わえるのが、ここの魅力ですが、あじさいが満開になっていました。
常に1年中あじさいを花屋で見かけることができるようになって、ドイツのあじさいの旬はいつだろうと思うほどでしたが、やはり日本と同じくこの季節なのですね。
鉄製のロボット?には、クレマチスの花がからみ、さも古くからあるかのような雰囲気を醸し出しています。
広大な敷地には、実のなる木がそれこそ山とありますが、たわわに実っていると嬉しくなる、栗の木には、毬栗の球がなっていました。
日当りによって生育度が異なるのか、並木になっているのに、木によって球の大きさが異なるのも興味深くみました。
収蔵品に石仏が多いオーナーの趣味からも伺えるように、カンボジアのアンコールワットを思い起こさせる池も設えられています。
水苔が一面にはり、ビロードのようになっていました。
池の背景には満開のあじさいと、これもたわわな藤棚。
蚊がいないのをいいことに、ここでゆっくり休みました。
敷地周辺の麦畑は、収穫前の穂が風でなびき、黄金色に。
地平線が見える広い風景に、友人ともども心が洗われました。
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