
毎月第一水曜日に行われるK20美術館の無料公開デー。
今日は、展示会期と次の会期の合間のため、テーマごとに美術館の内外を巡るツアーが行われていました。
10ほどあるテーマから選んで参加したのは、9番の美術館の建築ツアー。

エントランスを入ってホールのホワイトボードに書かれた番号の札をとり、時間になったら開始。
美術館に収蔵されているパウル・クレーやヨゼフ・ボイスなど、特化したテーマが掲げられていました。
建築ツアーは、建物のコンセプトや、ランドスケープとしてつくられた作品の説明など、ガイドブックには載っていない説明に興味深く耳を傾けました。
K20美術館から歩いて数分のところ、Kunsthalleの裏手にある、管轄のこの美術館Schmela Haus内も夜22時まであいているとあり、ツアーの一環で廻りました。
円形の風除室を入ると、スチールサッシュと積まれたコンクリートブロックの色合い、空間の雰囲気から、なぜか、突然東孝光氏の「塔の家」を思い出しました。
地上部だけでなく、地下にもある展示室には、トップライトから光が入り、狭さを感じさせない空間でした。
1時間ほどのガイドツアー。
今日も、ドイツ語のレッスンさながら、興味深い内容でした。
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