
ドーヴィルから戻ってきた夜にインターネットで電車のチケットを購入し、駅の自動券売機で打ち出しをしました。タッチパネル式の画面をいろいろといじってみるものの、最初は、なかなか取り出すキーが探せず、チケットを出すまでに時間がかかりました。
何とか10分前にはチケットを入手し、ホームに入ることができました。10時20分発で、途中ヴェルノン駅で下車してバスに乗り換え、11時35分にはジヴェルニー村に到着しました。
ヴェルノン駅で降りると、電車に合わせて待機しているバスに乗り換えるのですが、大量の観光客に対して、定員数が大幅にオーバー。
行列の前半に並ぶことができたので、辛うじて座ることができましたが、バスに乗る事すら出来ない人も多く、出発しました。
到着したジヴェルニーの村は、バスの降り場から少し歩いたところにあります。こじんまりとしていて観光客がいなければ、本当に静かな村。
道沿いには、花がきれいに咲いています。
モネの住んでいた家の中は、日本の浮世絵であふれています。そのコレクションの数は膨大です。
そして、ジヴェルニーの自然に魅せられて移り住んだという家の敷地内の庭園は花が咲き乱れています。
印象派の色の豊富さはここからきているのかとうなずける場所です。
かの「睡蓮」の池は、1890年にモネが家を購入したときに掘って、睡蓮を植えたのだそうです。
今見ている池の周りの柳は、絵や、モネ生前時の写真に映っているものよりもだいぶ大きくなっているようでした。
フランス語で睡蓮を意味する「Numpheas」ナンフェアには、「水の精(ニンフ)の意味もあるそうです。
ちょうど雛が生まれる時期であったのか、小さな水鳥の雛は、睡蓮の葉の上を歩いていて、微笑ましい光景でした。
限られたバスと電車の乗り継ぎから、帰りは、ジヴェルニーを16時
25分に出るバスに乗り、16時53分ヴェルノン発の電車に乗ってパリ・サン・ラザール駅に17時40分に戻ってきました。
帰りも、バスは満員。早めにバス停に向かい正解でした。
夕食を食べるまでには、まだお腹がすいていなかったので、プランタンデパートへ寄り、眺めがよい屋上へ上りました。
ぐるっと360°、パリの街をのぞむことができます。
セルフサービスのカフェもあるので、屋上テラスで風景を楽しみながら休憩をとることができるのですが、あいにく営業は終了後で、眺めだけを堪能してきました。
穴場の観光スポットです。
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