日独交流150周年記念経済展 5/21

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今年2011年は、1861年に日本とプロイセンの間で「友好通商航海条約」が締結されたことから、日独交流150周年にあたり、記念催事が多数予定されています。
今日5月21日から28日までの1週間開催される「日独交流150周年記念経済展 日独経済産業交流の変遷と展望ーNRW州を中心とした在独日系企業社会」に、私の日本の会社も出展しているため、欧州営業所長、在デュッセルドルフのKさんと一緒にオープニングパーティーに参加しました。
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会場は、コンサートでよくでかけるTonhalleのすぐ隣にあるNRW-Forumで、入場料無料の展示です。
会場近くに着くと、遠目からも関係者が既に集まっているのが分かりました。土曜日にダークスーツを着用している人たちを見かけることはまれだからです。
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デュッセルドルフとその近郊には、特に重工業が盛んなルール地方の立地に惹かれて多くの日系企業が駐在所を置いたの機に、今では532社がデュッセルドルフ日本商工会議所に登録し、8000人以上の日本人が住んでいます。その数はドイツ全体の4割を占めるのだそうです。
そのうち、出展した日系企業、日本にも進出している独企業の計30社弱の関係者のほか、在デュッセルドルフ日本国総領事や主催した商工会議所など大勢が集まりました。


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長い展示会のタイトルと、経済展であることから、堅いものを想像しますが、日本の「のぼり旗」をイメージしたという解説のパネルに、各企業の展示品、歴史などがわかりやすくドイツ語と日本語の併記で書かれています。
ボードゲームをするロボットや、試乗できる電気自動車など、インパクトの強い展示には、特に目がいきました。
また、鎖国していた江戸に修好条約締結後滞在していたドイツ人の描いた江戸時代の生活がわかるスケッチや、締結時の書簡の源家持の直筆など150年前の品々が展示されているのも興味深いところです。



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展示を見てから再び、パーティー会場へ戻ると、既にビュッフェ形式で供されていた寿司はなくなっていましたが、トレイで運ばれてくる温かい食事は、おいしいと評判のNRW-Forumのcafeでつくられているだけあり、見た目も麗しく美味でした。
ローストしたチキンとグリーンアスパラガスのバルサミコソース掛けや、トリュフが載ったゴルゴンゾーラチーズ和えのペンネ、グリーンティーのジェラートなど。



オープニングパーティーで用意する食事の質も重要ですね。







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