生活を始めるためには読まないと使えないものと、読まなくても使えるのものとの
2種類に分かれます。
トースターや電気ポットなどはシンプルで読まなくてもおおよそどこへいっても使えるもの.
それに、大概の取り扱い説明書にはドイツ語だけでなく、英語やスペイン語、フランス語、イタリア語、中国語が書かれています。

ところが、わかりやすい表になった洗濯機のガイドは、これを各国語でつくるのが大変だったのか、ドイツ語しかありません。

世界各国、使い方は変わらないだろうと侮るなかれ。
使い方によっては、扉があかなくなったり、変なところから水が飛び出したりとなったら大変です。
かといって、これらをすべて翻訳していくのもひと苦労。
急遽昨日まで来てくれた友人に使い方を教わりました。

restzeit: 残り時間
startvorwaht:スタートするまでの時間
vorwäsche:前洗い
intensivspulen:しっかりすすぎ
spulstopp:すすぎ無し
schleudern:脱水
でも中には、機器によって違うからかわからないというものも。
leichtbügeln・・・そのままでは、翻訳サイトでは出てこないので、こちらの本屋で購入した独英辞書で単語を切って調べてみました。
leicht:light,easy,simple
bügeln:iron
つまり簡単にアイロンをかけた状態にできる=しわとり機能ということでしょうか。

abpumpen:排水
schleudern:脱水
spulen&schleudern:すすぎ・脱水
handwäsche: 手洗い
wolle:ウール
schnelle wäsche:クイック洗い
mischwäsche:混合洗い
feinwäsche:繊細な洗い物
pflegeleicht:イージーケア
siper eco:スーパーエコ
koch-buntwäsche/hygiene:煮洗い・カラーもの
こちらのバーでのわからないものがdessous。
翻訳サイトでも手元にある小さな辞書でも出てきません。
どれも訳してみれば、日本と同じだと思いますが、ドイツならではだと説明してもらったのが、除菌。
hygiene+95度のところは、衛生プラス=高温にするという意味です。
そう教わってスーパーに行ってみると、各所の除菌剤の種類が多いことがわかります。

素材ごとに細かく分かれた洗剤があるように、説明書の中にも掃除の仕方がしっかり写真付きで書かれています。

D.I.Yが盛んだからなのか、造作のキッチンの組み立て方まできれいに図解入り。
洗濯機、食器洗い機、オーブンもキッチンに組み込まれていますが、
使われた木工用ボンドとドライバーなどの組み立て器具が取り扱い説明書と一緒に置かれていたところをみると、もしや、家主の管理者が自分で組み立てたのでしょうか???

SuperEcoは文字通りスーパーエコで、日本もそうであるようにエコに関しての配慮が必須の今ならでは。
掃除機にもecoと書かれたところがあります。
しかし、このeco.
洗濯機の表の中をみても、この掃除機の位置から想像するにも、中庸で効率よくできるところという意味のように捉えられます。何かに特化しているのではなく広範囲に適しているという意味にも。
訳さなくてもわかるはずの単語ですが、洗濯機のこのsuperecoをどう使いこなすのかは、わかったようなわからないような。。。
ドイツの生活ぶりが家電製品の取り扱い説明書にも表れていますが、実際のところを、今後ドイツの方々に聞いてみたいと思います。
うわぁ〜、、、私なんて、日本語の説明書にも苦手意識があるので、ドイツ語なんて・・・・・・です。でもまぁ、どこへ行っても順応しそうな人だから、言葉の壁なんてそのうちひょいと飛び越えちゃうのでしょうねぇ。
それにしても、なんとシンプルで素敵な家電。うちはMieleの洗濯機を導入する経済的&スペース的がなかったから無印にしたけど、いまの無印はドラム式もイマイチな感じで。もし買い換えることになったらどうしようと戦々恐々です。日本の家電はなんでああもロボットみたいなデザインなのだろう・・・。
そういえば、前に日本酒の仕事でドイツに行ったときに(たったの3泊5日で超強行スケジュール!)泊まった街がデュッセルドルフだったなぁと思い出しました。ホテルと仕事場(ケルンでした)の往復ばかりで、帰国日の朝に、2時間散歩しただけだったけど。。。
くんちさん 私も日本語の説明書でも、、、でしたが、言葉の勉強にはもってこいの教材です。ドイツの家電製品や機器類のデザインは洗練されていますね。私も同感です。買って持って帰りたいとも思いますが、船便では間違いなく税関で引っかかるそうです。途端に高くなるので、この1年間の堪能です。yukos