街なかのオブジェたち 7/13

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街なかを歩いていると、ふとしたところに、こんなユニークな像が立っています。
ヨーロッパを旅行していると、そういった経験をよくしますが、
デュッセルドルフもいたるところで見かけることができます。




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いわゆる"銅像"の類いは、どんと構えていて、眺めのいい歩道の途中や、公園の一角に、おがむことを前提としたように配置されているのは、日本とかわりません。



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でも、冒頭の"やせと太っちょ"の二人組や、
この、靴を直す割には、ずいぶん足をあげている少年の像のように、ユーモアが入った像が、多い気がします。




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この少女も、これからボールを使って何かを企んでいるのでしょうか。
左耳に、誰かが近くに咲いているタチバナアジサイを耳飾りとしてはさんでいるためか、少し可憐にみえて、こどもにボールを与えてあげるようにも。



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同じ公園の中には巨大なものが置かれていますが、巨大にみえない、広い緑の空間。
鳥のさえずりも心地よく、癒されている感がたっぷりです。




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どの公園にも必ずあります。
一番映える緑の中に置かれていますね。


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そして、形は違えど、同じモチーフでさまざまなものがあるのが、デュッセルドルフの名物、"側転少年"です。調べてみると

Radschlager(ラードシュレガー、側転)の伝統の由来は約700年前のヴォーリンゲンの戦い(1288年)でベルグ伯爵アドルフ5世がケルンの大司教軍を打ち破り、デュッセルドルフに市民権が与えられたのを子供たちが側転をして喜んだのが始まりといわれています。そしてこの側転を披露した後、子供たちは「Eene Penning」という当地の方言でお小遣いをねだるのです。



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これにちなんで、子供たちの側転大会が開かれるとか。
その側転大会も興味深々ですが、まずは、像から。




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この写真のように、街のあちこちで、目をこらしてみると、"側転少年"がいるのです。
噴水周りや、街道沿いに、たくさんの種類があるようなので、今後も集めてみます。

(右から2つめのテントの左中にみえる
 茶色のXの字です。)


コメント(2)

アートな情報ありがとうございます。
ドイツは、各都市が綺麗に整備されている感じが良いですね・・文化的だし。
クルマ関係しか見ない私(ホントはそれではいけないのですが・・・)には、ない視点が新鮮です。

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