
家主と賃貸者である私の間で交わされる契約書。
日本のように、印鑑というしくみはないので、内容を確認してサインをすると完了です。しかも不動産を介して郵送。
私が借りる住宅の家主は、デュッセルドルフ外に在住しているお医者さん。
間に管理者がいて、先日中を見せていただいたときにお会いしたのは、この管理者でした。
4階の1LDKですが、契約書に記載されているのは、3OG と数字の2。
日本でいう1階は、0なので、3OGとなるわけです。
また、1ベッドルーム+LDKという記載方法に対して、こちらでは、リビングルームも
1部屋として換算することから、2となります。
敷金、礼金、日本だとたびたび返金について物議をかもしだしますよね。
こちらでは、Kaution 保証金として入居時に預けますが、家具の破損や紛失がなければ
返金されるようです。
2ヶ月分のうち、退去時にクリーニング代として100ユーロ支払うことというのが
記載されています。
さらに、今回は、賃貸に出す前に20000ユーロをかけて新装したというのが、家主のサインの際に手書きで追記されて戻ってきました。その分をカバーする家財総合保険に加入することも条件となっています。
肝心な入居のタイミングは、家主の指定した銀行口座に最初の月の家賃と保証金が入金されてから。会社からの送金に時間がかかるので、送金証明が送られてきた段階で鍵の引き渡しを受けられます。
通常月の家賃の振込は、遅くとも月初めの銀行営業日(平日)の3日目までと定められています。
7月は月の途中から入居することになるため、日割り計算です。
しかし、契約完了月はというと、月の終わりまで。退去後にすぐに入居者が出たらその分
返金されるとのことですが、家主がしっかり守られています。
ちなみに、不動産の仲介料は、契約書には書かれていませんが、法律で最高限度を2ヶ月分+税金(今だと19%)までと決まっています。
私の場合には、期間が決まっていて12ヶ月から14ヶ月以内のため、頼んだ不動産の規定により若干割引が適用されて1.8ヶ月分。この不動産から得た情報で直接家主と交渉したとしても、手数料は発生するといった約款も最後に記載されています。
どれも、しっかりしていてわかりやすいしくみです。
しかしこの内容は、すべてドイツ語。
不動産で内容を説明してもらいましたが、会社にコピーを提出して手続きをしないといけないことから、がんばって和訳しました。
重い辞書が届くのは船便で2ヶ月後。翻訳サイトを駆使して、明らかに怪しい日本語は、
ドイツ語から英語に翻訳して内容を確認してからつくりました。
日本との時差を考慮してホテルからの書類のやりとりは、専ら午前中。
そして、設計事務所とのメールのやりとりは、なぜか16時台。
いずれにしても、窓をあけて風は通りますが、日差しが暑い毎日です。
BGM代わりに流しているCNNニュースによると、欧米で記録的な高温が続いていると
いっています。平年に比べて10度高いと!
英文書類の作成とその和訳、ドイツ語の書類の解読、そしてその和訳・・・
暑さでの汗なのか、知恵熱による汗なのか。。。
契約書の写真は、個人情報が多すぎて載せられないので、
経由したミュンヘンからデュッセルドルフへの飛行機が遅れたときにもらった
ワールドカップ記念のホワイトチョコレートの写真を載せました。
窓から透かした陽の感じが、アフリカの夕陽のようでよくないですか?
ライオンがドイツが負けてうなっているようにも見えます。
ふふふ。色々な手続きに取り組んでいる姿が目に浮かびます。
楽しそう!(大変そうだけど・・・)
日本でも異常気象は猛威をふるっています。
幸い、東京はたいした被害もないけど
西日本や東北は大変なことになっているのよ。京都も・・・!!
佐野ちゃんも暑さに負けて体を壊さないようにね!!
yucotさん
こういった手続きは、旅行では体験できないこと。
そう思うと、ひとつひとつが、大切に感じられます。
京都が大変になっているというのは、気がかりですね。
暑さというより、日焼けが。
時計と指輪の跡が確認できます。。。
日焼け止めが追いつかないほどです。