郵便屋さんは黄色 8/26

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日本の郵便局の色は赤色ですが、ドイツでは、電車やトラム、バスなどの公共交通にその色がとられてしまっているからか、黄色が使われています。
郵便配達の際もバイクや自転車よりも、この手押し車が主流で、万歳と手をあげたようなロゴマークの入った黄色いTシャツやジャケット着た人たちがあちこちで押しています。

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中央駅の前にある中央郵便局。
毎朝乗るバスが中央郵便局を3面ぐるっと回るように通って駅のバス停に到着します。ちょうど通る時間帯が郵便配達開始にあたるのか、この中央郵便局から一斉に手押し車が四方に広がっていくのを見ることができます。その姿がまるで蟻のように早足で広がっていくので、思わず写真を撮りたくなりましたが、毎朝のメンバーが決まっていて人も多く、座っているとはいえ、チャンスがありません。



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乳母車を改造したような形をしていますが、ぎっしり入って重そうです。
トラムやバスにも乗って配達するために停留所のベンチで待っている郵便屋さんをよく見かけます。

しかもご覧のように歩道に置き放し。
中身を盗られたりしないかしらと心配になるほど、堂々と置かれています。
これだけ目立つので、アパートの玄関に入っている間くらいは問題がないとの判断でしょうか。















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赤色と黄色、どちらも注意を喚起する色ですが、注意のレベルが上位の乗り物が赤で、郵便は黄色。ドイツだからこそ、配色にも合理的な理由があるように思えてきます。

中央郵便局前のポストの横には切手の自動販売機があり、上部に屋根があるというサービスぶり。
ほかのところでも、同様に自動販売機を見る事ができます。
















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しかし、日本へ送らないといけない書類は重さと大きさでかわる切手の値段を聞かないと買うことができないので、窓口を利用するしかありません。
平日は最近の終業時間からすると行くのが難しいので、専ら土曜日。





















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そう思って先週の土曜日に中央郵便局に行ったところ、おとといの24日から営業時間が変わることを告知した表示が掲げられていました。
朝の6時から18時まで。
スーパーも朝7時からやっているところがあるなど、出勤前に用事を済ますことができるよう配慮されていることに嬉しくなります。
でもなかなか朝早起きしてどのくらい待つ事になるか読めないドイツの窓口に並ぶ気になれず。
ついでに配達開始の様子も写真に撮ろうと土曜日に思ったことは行動に移せていません。
「コンペのプレゼが終わってから」、そう思いつつ、毎朝早足の手押し車の群れを横目にみています。

コメント(4)

覚えているかしら?クロアチアの郵便局もこのマークだったよね。ちょっとしたフォルムの違いがあるけど・・・。
調べてみるとデンマーク、ギリシャ、リトアニアなどなどヨーロッパの各地で使われているマークのよう。

形の源は「ホルン」で昔は馬車で配達をしていた配達夫がホルンで配達に来たことを伝えたことに由来するのだとか・・・。

でも黄色ベースのロゴって可愛いよね。
ルフトハンザもそうだけど、こういったグラフィックの美しさが、ヨーロッパの街の景観にも一役かっているよね。

月光荘!!

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