
ドイツで使用している通貨は、おなじみのユーロです。
毎日ランチでのおつりでコインが増えてきたのを整理しながら改めてながめてみました。
日々の生活で頻繁に使用するのは少額のものですが、実際は、100ユーロ紙幣の上に
200ユーロ、500ユーロ紙幣もあります。

日本の紙幣には人物が描かれていますが、こちらは建造物。同様に表と裏に記載されているものは異なります。
100ユーロ紙幣。
大きい買い物は別として、食料など日用品を購入する範囲ではあまり使うことがありません。
あまり現金を持ち歩かないほうがよいと進言されたことも鑑みて少額紙幣を使うようにしています。
50ユーロ紙幣。
少し買い物をしたなといったときによく使います。スーパーやレストランで観察すると、だいたいこの50ユーロ以下がよく使われているのではないかと思います。
一度、駅中のスーパーでロシアの観光客が500ユーロ紙幣を出したのを見ましたが、真贋の確認のために、ずいぶんと待たされていました。
20ユーロ紙幣。
スーパーや一人での夕食を外食していた際に利用頻度が高かったお金です。
だいたい日本の2000円と同価値の紙幣ですが、二千円札が人気がなかったのに比べると、こちらは使い出があるように思います。
私は、小野小町も大歓迎でしたが、色も同じように青です。
10ユーロ紙幣。
ランチでの値段設定からお財布の中に常備されているお金です。
また、SALEのこの時期は、日本での980円感覚に近い9.99€と書かれた特価品をあちこちで見る事ができます。
5ユーロ紙幣。
日本では、千円札の下は500円硬貨ですが、ドイツの紙幣は5ユーロまであります。
硬貨の種類が多いこともあってお財布の重さを軽くするためでしょうか。
電車の切符を自動販売機で購入する際には、コインのほかに、10ユーロと5ユーロの紙幣を使うことができます。
ここからはコインです。
表は1種類ですが、裏面は造幣国によって違いがあるので、手元にあるものを並べてみました。
2ユーロ。
電車、バス、トラムの市内の料金が2.3ユーロなので、これら公共交通手段を利用する際にお財布の中にあるかどうかを始めに確認しています。
1ユーロ。
ホテル滞在時のベッドメイキングへのチップのほかに、返金されるスーパーのカートが連結されているのを外す際、そして美術館の無料のコインロッカーを利用する際に必需のコインです。
50セント。
タクシー初乗り料金5.5ユーロのほかに、食事の価格の少数以下に .5と書かれていることが多いように感じます。
また、有料のトイレ、もしくは、トイレの洗面台上のお皿にチップとして置かれているのをよく見かけます。
20セント。
専ら前述の公共交通手段を利用する際に出しています。
リサイクル可能なペットボトルの大きいサイズの還付金は25セントなので、1本だけを出した場合にこのコインがスーパーのレジで渡されます。
10セント。
細かく出していかないと、すぐにおつりで増えてしまうコインです。
量が集まったおかげで、裏面の種類も4種類手元にありました。
左からドイツ
2番目はわからず、
3番目 オランダ
4番目 フランス?
5セント。
買い物に利用したことはあまりありませんが、7/15にご紹介したように、ラインタワーで記念メダルを作成するときに必要なコインです。
日本では、紙幣及びコインの偽造、変造は禁止されていますが、ドイツでは大丈夫ということですね。
2セント。
ドイツの消費税は19%ですが、日本のように外税ではなく内税表記となっているため価格はきれいに丸められていることが多いのですが、前述の9.99€とか9.98€といった価格のものを購入した際におつりとして戻ってきます。
日本には2円硬貨というのはないですね。
1セント。
慣れないうちは、スーパーなど行列のプレッシャーの中でこのコインを出すことがなかったのか、おつりとしてだいぶ貯まっています。
しかし、いざ普段の生活で利用する機会は少ないように感じつつも、「1円を笑うと1円で泣く」ではありませんが、無下にできないコインです。
海外の旅先ではお金に慣れる事から始まります。
お財布からスマートに出すこと。
必要なテクニックの一つといえるかもしれませんね。
是非1セント硬貨の使い方マスターして、コイツラの処理の仕方を色々教えて欲しいものです。
nakuraさん ご無沙汰しています!日本にいるときにはヨーロッパ旅行で余った1セントコインがあると、花を生けた花瓶の中に水が汚れないようにして持ちをよくするために使っていました。お金をつくっている人にはおこられてしまうかもしれないけど、重宝です。yukos