
どの国に行っても必ずあれば寄るところの一つがフリーマーケットです。
生活ぶりが見えてくるのと、今では手に入らない古い写真や本など掘り出し物を探す楽しみがあります。
昨日、自転車が安く買える場所として聞いていたので、行ってみようと思い立ったのは、お昼過ぎ。1週間の疲れをとるべく、ゆっくり起きて、食事、洗濯、掃除、買い物と行っているとあっという間に時間が過ぎてしまい、家を出たのは15時半でした。
8時からやっていると書かれていても終わりの時間が書かれていません。
16時が相場だろうかと、ぎりぎりではありましたが、トラムを使って行ってみることにしました。

向かう先は、トラム712番を使って、
Aachener Plaz.
その停留所に着いて見渡しても容易にその場所を見いだすことができません。やはりもう終わってしまったのだろうかと,うろうろしていたところ、フリーマーケットで買ったとおぼしき大きな絵画をプラスチックバッグに入れたおばあさんを発見。すかさずどこでやっているのか聞いてみたら、この通りをまっすぐ行けばあるけど4時で終わりよ、と教えてくれました。
しかし、久々に日差しが強く25℃の陽気で、まだ陽が高い中、売り上げのいいお店はさっさと店終いしていましたが、見るに充分な量のお店が出ていました。
新品から中古品、電気製品、衣料品に、食品、生花など、さまざまなものが売られています。
自転車も然り。
だいたい45€前後のものが多く、ちょうど乗り心地を確かめて購入を検討している男性がいました。
同僚曰く、新品は高い上に盗まれる危険性も高いため、フリーマーケットで買い、必要なくなったらまた売るといっています。
極めて治安のいいと思われるデュッセルドルフでもこういった軽犯罪は多いということでしょうか。韓国からきている同僚は、3回盗まれたとか。
簡単に壊れそうな鍵で、ちょこっと留められているだけの自転車が多いのをみると、軽い気持ちでそこまで乗るためにと、盗まれてしまうのかもしれません。
こんな古い秤も売られていました。
私の今日の戦利品は
まず、スタイリストらしき女性から、ほぼ新品のスエードのジャケット 15€
外側が黄色で、内側が青でこれも新品に近い小旅行用のトランクケース。10€
antonio carlos jobinほか、JAZZのLPを4枚
ジャケット買い。計12€
Audiのコンセプトカーと古い歴史を物語る車の写真集 10€
クラシックカーの新旧の写真集 7€
1970年に発表された世界各国の写真集
4€

30分で手にした戦利品。
これらを肴に、中にある飲食を扱うテントでビールでも一杯飲みたいほどの陽気でしたが、行きのトラムで見えた雰囲気のいいお店まで我慢しました。
suitfustr.のレストランで肩に食い込む重さから解放されるべく、ゆっくり早めの夕食をとりました。
週に一度、もしくは月に一度と決まった日のみに行われるフリーマーケットは、生活をしていてこそ行く事のできる場所でもあります。そして、こういうちょっとしたお店を見つける楽しみも同様です。
お茶を飲むように、ひとりでビールだけを1杯飲んでさっと帰っていくおばあさんの多いこともここでは、発見でした。
これからもフリーマーケット通いは続きそうです。
この買いっぷり!そして商品の選択。まさにyukosさんのリアルライフだね!さすがです。
番長健在!!!
donさん やはりところかわっても、同じですね。きっとdonさんも同じように。予想に反して私たちにぴったりサイズの服や靴が豊富で、大きいサイズよりも残っているから掘り出し物もありますよ。yukos
yucotさん デュッセルドルフが特別なのか、それとも嗅覚が冴えているのか?買いものは抑えられるかと思っていたのは、まったくの間違いでした。yucotさんの予想通りですね。yukos