
そこから81番のバスに乗ること30分、昨日行ったVillefrancheよりもさらに奥にある岬の町、St-jean-Cap-Ferratサン・ジャン・カップ・フェラへ行くためです。
この町はコート・ダジュールでも屈指の高級別荘地。20世紀初頭の大財閥に生まれた男爵夫人により建てられたVilla Ephrussi de Rothschildヴィラ・エフルシ・ド・ロスチルドが目的地です。

岬の細くなった部分に建てられた広大な敷地にある館。
西はヴィルフランシュの入り江、そして東はフランスで最も温暖で「小さなアフリカ」と呼ばれる保養地Beaulieuボーリューの「蜂の湾」を見下ろす絶景の場所にあります。
夫人の収集した5000点あるという絵画や美術品のほか、豪華な暮らしぶりを観る事のできる博物館になっています。
さらに日本庭園を含む、フランス庭園、スペイン庭園、ローズ園など様式の異なる9つの庭園を散策することができます。
「世界で最も眺めのいい場所」に建てられた館から夫人が海を見下ろしながらくつろいだように、ティーサロンのテラス席で、ショコラショウ(ホットチョコ)を飲んでひと休憩。
お勘定の際にランチのテラス席も予約しておき、おすすめのキルシュ、紅茶、タルトのセットメニューをゆっくり味わいました。
サロンのギャルソンが「撮ってあげましょう」と撮影。
青い空と青い海を眺めているだけで幸せな気分になれますね。
館の外でも、いつの時代もかわりなく絶景の場所ではのんびり時間が流れていました。
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