
昨日、日本からグリーンビルディングについて知りたいという、ある会社の役員の方が訪れた際にお土産として持参されたものでした。
卵の白身に似せてホワイトチョコ風にコーティングされた中にごま餡が入った、比較的日本の方には馴染みがあり、わかりやすいお菓子です。

ところが、事務所のメンバーに、「どんなものか説明して」といわれる前に食べ始めた人たちから、なんとなくおかしな笑いや怪訝そうな顔。
一口かじってみて一様に動きがとまるその訳は、アレックスの発した言葉でわかりました。
汚いといわれる言葉を日本語で何というかを知っている彼は、無邪気なこどもが、大人が嫌がる顔をおもしろがるように、「ウXX?」
実は、出国する前に、お土産に持参するのに適さないものがあればと、デュッセルドルフに滞在しているKさんに伺った際に、餡ものは喜ばないと聞いていたのですが、ピンときませんでした。
形状と色合いから、どうも排泄物を想像するようだということが、今日初めてわかりました。
あずきと砂糖を使い煮てつくったペーストであることなどを説明しましたが、匂いをかいだり恐る恐る食べている姿は、少し新鮮でした。
好奇心旺盛な人たちなので、残さず食べているようでしたが、中を見ないように一気に飲み込んでいる人も。
所変われば、なじみの美味もたちまち低いポジションに落とされてしまうものですね。
ドイツへのお土産には、"要注意"です。
*今日の写真はランダムに食に関するものを。
冒頭は、ドイツ料理の神髄といわれる肉料理。ソースに凝るよりも、お肉の旨味を引き出す料理が多いそうです。
ー 豚肉のスネ肉のロースト:Schweinehaxeシュバイネハクセ
ー 骨付きの豚の足を長時間煮込んだもの:Eisbeinアイスバイン
ナイフとフォークが突き刺さって出てきます。
日本だと少しぎょっとしそうな気もします。
軍艦のドイツ人たちに饅頭の土産を持って帰ったことはたぶんないと思う・・・。
それにしても旨そうな肉料理だなあ。
肉を扱うことの多彩さに関してはヨーロッパに一日の長があるなあ。
ドイツで内蔵料理はポピュラーなんですか、ソーセージ以外で?
やはりレバーや心臓がゴロンと。
アラキさん そういえば、軍艦パーティーのときには見かけませんでしたね。バイエルン地方の料理として、レバーのひき肉団子入りのスープ:レベークネーデルズッペというのがありますが、煮込み料理が多いので、肉の種類を選ばないかもしれません。しかし、最近はランチ、ディナーともイタリアンが圧倒的に多いので、伝統的なドイツ料理から少し遠ざかっているかも。久々に味わえるビアレストランの”シューマッハ”に行きたくなりました。ただ、肉料理を頼むときは、ボリュームがあるので、人数がいたほうがいいですね。yukos