
以前にもご紹介したように、誕生日には、本人からのケーキやシャンパンなどのもてなしが打ち合わせコーナーに並びます。
Nによるカップケーキと、Bによるホールケーキは、それぞれお手製。
ラズベリーのケーキと、ピーナッツクリームがのったカップケーキをいただきました。

この段階ではコンペの作業について、朝一番に6時間時差のある現地からの電話で、新しい指示がきたものの、確認して無事所長たちに「寝てもらう」時間の18時には終わらせることができると思っていました。
しかし、一緒にコンペを担当しているBが誕生日のため17時に事務所を去り、3分の2になったMと私の2人が予想していた通り、次々と新しい指示のくる作業で、エンドレス。
3時に、「これで帰ることができる」と最後のデーターをメールで送って電話をしようとした瞬間に新たなメールがきました。
電話は毎度スピーカーモードにして、担当全員で打ち合わせに参加できる形をとります。
徹夜を確信しましたが、Mが確認の電話でチームリーダーのMartinに伝えたのは、「もう眠くて作業にならないので、明日7時にきて朝9時までに送る」でした。
電話をする前に、「切りがないのでそのように伝えるから」と聞いていましたが、最初にドイツ語でMが強い口調で抗議したので、さすがのMartinも苦笑いで「ははは、そうか・・」といった感じ。
以前の日本人との仕事で、日本のメンバーが徹夜で終わらせることを知っている彼は、「この時間まで作業するのは、日本式だよね」と笑いながらふってきましたが、「いやいや、これはドイツ式でしょう」と答えておきました。
おかげで、本当に朝の9時ジャストまで、息もつけないことになりました。
金曜日に休みをとったBが知る由もなし。
彼女にとって誕生日が台無しにならずにすみ良かったと、胸をなでおろしています。
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