Oktoberfestのミュンヘンにて 10/2

| コメント(4)
DSC00241.JPG

おそらく「ドイツといえば」有名なビールのお祭りoktoberfestオクトーバーフェスト。
今年は200周年のため例年以上の人出で、かつ最後の週末のミュンヘンに行ってきました。
すでにデュッセルドルフの空港から、このfestの際に着用する伝統的な衣装を身にまとった人たちが多くいて、気分が盛り上がることこの上なしでした。

DSC00041.JPG
デュッセルドルフを8時半に飛び立ち50分の飛行時間。そして空港からミュンヘン中央駅までは近郊電車のSバーンで45分です。
10時半には、ミュンヘンの市街を歩き始めました。
ビールの本場、ミュンヘンで有名なのは、この新市庁舎の仕掛け時計です。毎日11時と12時(3〜10月は17時も)に等身大の人形たちが鐘の音とともに踊ります。
ちょうど11時からの"パフォーマンス"を観る事ができました。
内容は1568年のバイエルン大公の結婚式を祝うものだそうで、馬に乗った騎士が槍で試合をしたり、ビール樽をつくる職人たちが華麗に踊ります。踊り終わると、広場中の人たちからの拍手がこだまする様は圧倒されました。





DSC09998.JPG

ミュンヘンのメインストリートとなるこの新市庁舎の前の通り、Neuhauser Str.ノイハウザー通りは歩行者天国になっています。ショウウィンドウの中には、伝統的な衣装が飾られているものも多く、購入してoktoberfestに参加することも可能です。女性は、ビーズやエーデルワイスをかたどったネックレス、エプロンのようなカラフルなドレスに白いフリルブラウス。
値段の高いものから安いものまでさまざまあるとは思いますが、飾られているものを見ると女性は一揃えするのにおおよそ500ユーロほど。
男性は裏革を使ったサスペンダー付きのハーフ丈のパンツにシャツ、毛糸のハイソックスと帽子です。









DSC00106.JPG

今回滞在したのは若者たちの"芸術発信基地"として人気のあるSchwabingシュヴァービング地区にあるデザインホテルで、周りにはおしゃれなカフェやこじんまりとしていて雰囲気のいいお店が多くあります。
駅から街の中心を通り歩いて到着したところ、早めにチェックインできたので、荷物を部屋に置いて身軽になったところでいざoktoberfestへ向けて繰り出しました。
















DSC00117.JPG
近くには充実した美術館がいくつか集まっています。
カラフルなリブ状のタイルが外装になっているMuseum Brandhorst
























DSC00130.JPG
Andy Warholを始め、Cy Twomblyなど現代美術の中に"衣装"を着た人たちがあちこちで見られて、絵本の中に紛れ込んだかのようでした。
























DSC00161.JPG
隣接するPinakothek der Moderneモダン・ピナコテークは巨大なコンクリート打ち放しの建物。













DSC00206.JPG
現代アートの複合美術館としてはドイツで最大規模だそうで、絵画、彫刻、インスタレーションのほかに、ミュンヘン工科大学所蔵の建築模型、写真、図面の数が莫大にあります。工業デザインのコレクションも相当なもの。車も名車が巨大な空間に積み重ねられて展示されており、見がいがあります。



















DSC00254.JPG
のどが乾いたところで、世界最大のビール祭りの会場Theresienwieseテレージエンヴィーゼ広場へ入ると、身動きがとれないほどの人出。体育館ほどの大きさがある各ビール会社の特設テントが建ち並んでいます。






















DSC00264.JPG
広大な会場にこれほどの多くの人をドイツで見られるとは想像していませんでした。













DSC00251.JPG
テントの前の通りの出店では食べ物、お土産や、首からぶら下げるハート形のメレンゲで書かれたメッセージのクッキーが売られています。
























DSC00258.JPG
ビアガーデン、テントともに多くの人で満員状態。赤白のテープが貼られ、頑強はガードマンによってシャットアウトされています。グループで予約しない限りはほぼ入れない状態。どのテントの前でも詰め寄る人たちが列をなしていました。





















DSC00249.JPG
そこで雰囲気だけでもと外側からのぞいてみましたが、どこも、大学の新歓コンパを思い起こさせる騒ぎようと飲みっぷり。
大勢で行くのが楽しめるコツです。
























DSC00256.JPG
途中で乾杯の歌"Eine prosit〜アイン・プロジット"と繰り返す歌が流れると一斉にみんなが合唱します。














DSC00292.JPG
ただ残念なことに、この乾杯の歌が聞こえても、ビールは一切テントの外では売られていません。
購入できる飲み物はソフトドリンクのみです。
























DSC00281.JPG

ソーセージをはさんだサンドイッチを買いました。ビールがすぐに飲めないのは残念でしたが、美味でした。


























DSC00308.JPG
また、会場には移動遊園地があるため、ビールのお祭りとはいえ、子供連れの家族もたくさん来ています。
子供たち用にももちろん伝統衣装があります。



















DSC00294.JPG





約30mあるバイエルンの象徴である女神パヴォリアの像の頭部まであがれなかったのは心残りでしたが、存分に雰囲気を味わい、ビールを飲むため、会場を後にしました。























IMG_0592.jpg
バイエルン州立歌劇場の前のSpartenhaus an der Operではオペラ帰りの人が立寄り落ち着いた雰囲気ですが、ビアレストランらしく大きな声で歌うグループも混じり、ビール祭りはどこでも繰り広げられていました。





















IMG_0594.jpg

oktoberfest beerオクトーバーフェストビール
つまみには、ミュンヘン名物の白ソーセージとマッシュポテトが合います。

ミュンヘンでの夜は、ビールで乾杯に限りますね。

コメント(4)

5月の日比谷公園でのoktoberfestに行き、ぼくもマッシュポテト付き白ソーセージ食べましたが、かなり迫力がちがいますな。レストランではビール大ジョッキはどれくらいするんですか?日比谷公園では¥1500したなあ。

GWにほぼおなじとこ回りました。
ピナコテーク+ブラントホルスト巡り、
楽しいですよね~!!
ドイツ博物館は行きましたか?

コメントする





COMMENT

  • yukos: donさん ドイツ博 more
  • yukos: アラキさん テントに more
  • don: GWにほぼおなじとこ more
  • アラキ: 5月の日比谷公園での more
www.flickr.com
yuko-s' items Go to yuko-s' photostream



visited 46 states (20.4%)
Create your own visited map of The World