
デュッセルドルフ中央駅からRE快速で20分 4.5€のWuppertal ヴッパータールは、1900年に世界で最初のゴンドラ式(懸垂式)のモノレールSchwebebahnがつくられた町です。
山間にあり、ヴッパー川の上を通るモノレールは、今でも市民の交通手段として4分ごとに走っています。

この街の動物園がおすすめと聞いて、モノレールに乗っていく事にしました。片道2.3€ですが、動物園の入園料10€とセットで少しお得な13€のコンビチケットがあります。
Vohwinkel行きのモノレールが全て動物園のある駅Zoo/Stadionに停まります。
ヴッパー川の水は透明で、モノレールからの眺めも遮るものがなく良好です。
木曜日夜からデュッセルドルフ近郊では雪が降り、今朝は、デュッセルドルフの市内でも雪が積もりました。さらにここは寒いのか、残っている雪の量が多い気がしましたが、その寒い中でも動物たちは活発に動いています。
人なつこいのか、よく教育されているのか、それとも、私が動物に好かれるのか分かりませんが、目の前に行くと、ぱーっと動物たちが寄って来て色々と芸を披露してくれました。
まず、象は、マイケル・ジャクソンのステージのように、後ろ向きに歩きながらのダンス?を。
虎は山の上から駆け下りてきて、水の上でボールを長いことくるくると転がしてくれました。
ペンギンは、羽をぱたぱたとふるわせて挨拶。
このロバにいたっては、駆け寄って来た後、ずっと何かを言っているかのように頭を振り、私の歩きに沿ってついてきました。
ここでは、北海道の旭山動物園がそうであるように、自然な動物の動きを見ることができる工夫がされています。しかし広い草原も、雪原。さすがに雪の上を走るのは寒いのか、オスライオンは外で寝そべっていましたが、メスライオンと今年の2月に生まれた子どものライオンたちは、岩の中。時折メスライオンが外の様子をみに、入り口あたりに出てきました。
洞窟の中からさかんに動き回る3頭のオスライオンが、ケニアのサファリでみたときよりも大きい印象を受けたのは、近さ故でしょうか。動物の王様の風格がたっぷりでした。
冬期は、17時閉園のために16時45分から追い出しにかかる動物園を後にし、中心街に戻ってクリスマスマーケットを巡りました。
ここでも、グリューワイン屋さんは飾りの棟。
すっかり冷えきった体もグリューワインを飲むと温まります。
各地元のお店が出店している中から、魚のフライのサンドイッチを夕食とし、寒くなったらグリューワインを飲んで次へ。
ゆっくり午後から出かけても、近郊の街をたっぷり楽しむことができました。
動物も寒そう…。
上野動物園のモノレールに乗ったのは何年前だったろう?
下を都電が走っている頃かな。
ところで、快速電車20分で4.5ユーロや動物園10ユーロって高いように思いますが、ドイツは物価高いですか?
石器ぃさん 消費税19%が内税で表示されていますからね。でも物によって、東京よりも高いものと安いものに分かれているような気がします。生鮮食品など生活に関わるものは、圧倒的に安いですよ。電車の値段は、基本的に改札は無人で、日本のように値段設定が細かく分かれていないので、近すぎると割高ですよね。yukos