ドイツの冬の名物となっているクリスマスマーケットは、「世界一有名なニュルンベルグ、世界最大のシュツットガルト、世界最古のドレスデン」の三大マーケットを始め、小さな町から大きな都市まで、各地で開かれます。
開催の始めはどうやら町によって異なるようで、まだ始まっていないところもありますが、デュッセルドルフは、先週１８日木曜日から。クリスマス直前の１２月２３日まで、月〜木は１１時から２０時まで、金・土は１１時から２１時まで営業しています。
今日は、定例のビデオ会議の後で、事務所を１８時過ぎに出たので、帰りに寄りました。
土曜日に一通り回ったと思ったのですが、新たな場所を発見。冒頭の写真と左の写真の場所、Stadtbrückchenです。
ツーリストインフォメーションのテントでもらったパンフレットによると、デュッセルドルフのクリスマスマーケットは８ヶ所。旧市街を中心に、それぞれが近接しています。
旧市街への玄関ともいうべき、Heinrich-Heine-Platzハインリッヒ・ハイネ広場は、"Engelchenmarkt"エンジェルマーケットと呼ばれ、金色の天使がそれぞれの小屋の上に掲げられています。
さて、クリスマスマーケットで欠かせないのが、Glühweinグリューワイン。シナモンなどスパイスが入ったホットワインです。３€のところが多くグラスのデポジット代を合わせて５€払います。飲み終わった後にグラスを返却すると２€戻ってくるというシステムです。
１軒だけ、おばさんが一人でやっているお店は、2.5€なのを発見。そこで、今日は白のグリューワインを飲んでみました。
ハインリッヒ・ハイネ広場から伸びる道 Flinger str.フリンガー通りのマルクトには、クリスマスの飾りを模した巨大なグリューワイン屋さんが出ています。
ろうそくの炎で回る仕掛けの飾り同様、このタワーも上の羽と人形が回転します。
次に右に曲がり、Marktstr.マルクト通りのマルクトを抜けるとMarktplatzマルクト広場に着きます。
ここは、市庁舎に囲まれた広場でデュッセルドルフの観光名所となっているaltstadt旧市街のまさに中心です。Rathaus市庁舎もイルミネーションがついていて、大きなクリスマスツリーとともに、雰囲気のいいところです。
土曜日は、ここで赤のグリューワインを飲みました。
デュッセルドルフの"銀座"、ケーニスアリーから伸びる道に沿って家に戻る途中にあるのは、Scadowplatzシャドウ広場のマルクト。
ここにも大きなクリスマスツリーがあり、毎朝トラムから眺めています。
マルクトには、出店に混じり、メリーゴーランドが出ています。デュッセルドルフでは４ヶ所。子ども用で、子どもたちが楽しそうに乗っています。
ここでは、日本のたこ焼き機を使った"Poffertjes"のお店が出ています。パンフレットには、英語訳もついていないのですが、くるくると回転させてつくる様は、まさにたこ焼き。
中身が何かは確認できませんでした
が、次回に試してみようと思っています。
シャドウ広場から道路をはさんで反対側にあるのが、Gustaf-Gründgens-Platz。
ここには、アイススケート場があり、３€でスケート靴を借りて無料で滑ることができます。マルクトが２０時もしくは２１時で閉まるのに対して２２時まで営業。
予約すれば、グループや会社のイベント用に貸し切りにすることもできるそうです。
ふたつのマルクトに挟まれたSchadowstrシャドウ通りを東側に歩いてクリスマスマルクト巡りは終了。
ちょうど、マルクトが始まる前に脚立を使い準備していたお店がどうなっているか確認しながら歩いて帰りました。
雑貨を売っているお店は、営業時間よりも早めに閉めるところもありますが、グリューワインを売っているところは、平日でも２１時過ぎまで開いているところもあります。
デュッセルドルフ市民だけでなく、各地から観光に来ているとみえて、いろいろな国の言葉が飛び交い賑わっているクリスマスマルクト。
約１ヶ月間、休日及び事務所の帰り道が楽しみです。
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