日曜日のAntikmarkt 11/14

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古いものに価値を置くヨーロッパでは、各地に充実したアンティークのお店があります。
今日は、月に一度、日曜日に開かれている、市内中心部のショッピングモールSCHADOW ARKADENのアンティークマーケットAntikmarktに足を運びました。
放射状に延びるアーケードの中にぎっしりと並ぶ市は、11時から18時まで、外の雨とは無縁で吟味できます。
お店を構えているプロのものから、有閑マダムが趣味で出しているところなど、品揃えもさまざまです。

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普段、店が休みになる日曜日は、ほとんど人がいないモールに、大勢の人が集まっており、中のカフェもいくつか開店して、休憩する人たちで満席でした。

ジュエリー、銀食器、時計などの質、コンディション、品揃えは、さすがの内容で、値段もその内容に比べて、安めです。支払いは現金のみです。

しかし、今日は、いいなと思ったジュエリーはことごとく、150年前,200年前のもので、値段が1000€超。
既にヴェニスやボンでアンティークジュエリーを購入したばかりなので、目の保養にとどめました。









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掘り出し物が多いのは、富裕層が多いデュッセルドルフらしく、プロに混じって出店しているマダムのところです。
ほとんど新品同様で使わなくなったグランドメゾンを含むバッグや洋服などを破格値で売っています。
革の質、コンディション共よいバッグを3つ、購入しました。
これは、パーティーや観劇のとき用に。10€


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これは、通勤用に10€















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葬祭用に80€
これは80年代に出たPRADAのバッグです。













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ついでに、最近のアンティークジュエリーの戦利品をご紹介します。

これは、19世紀のブラックカメオのリング。
なかなか見つけることが難しいものですが、ヴェニスの小さなお店で偶然発見しました。








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19世紀のガーネットとベビーパールのリング。石が大きく、カットもきれいなものです。
ボンで購入。











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19世紀のオニキスとベビーパールのリング。これもボンで購入。

こうやって改めてみると、19世紀のアンティークジュエリーが、多いですね。そういえば、おおよそ20年前にロンドンの教会のフリーマーケットで購入したサファイヤのリングも19世紀のもの。






アンティークのお店をのぞく楽しみは尽きません。



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戦利品を抱え、嬉々とその後ナム・ジュン・パイクの展覧会を観に行きました。たっぷり2時間かかり、外に出たときには、すっかり日が暮れていました。彼の作品で多用されているテレビは、どれもアナログの四角いもの。すっかりボックス型のテレビは、「アンティーク」の域ですが、あの独特の形と、ビデオインスタレーションの面白みは、薄型の液晶テレビでは、出せないような気がしました。




ひっそりと、人気が少なくなる日曜日も、デュッセルドルフには、楽しめる場所があります。

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番長!!個人的には懐中時計が気になります。それと、バッグを提げているハンガーも。

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