adventskalender アドヴェントカレンダー 12/2

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今日事務所の秘書がきれいなビニールに入った包みをたくさん抱えて外出先から戻ってきました。中身をきくと、アドヴェントカレンダー。
お世話になった会社などに配るお礼、いわゆる"お歳暮"だそうです。
ドイツでは、皆この時期にこのアドヴェントカレンダーを飾ると教えてくれました。
日本では会社のカレンダーを年末年始の挨拶で配りますが、ドイツでもお歳暮として1年ではなくクリスマスまでのカレンダーをを配るとは、共通していますね。

1日から24日まで日めくりで窓をあけるようなカレンダーやカードが、市内のお店やクリスマスマーケットで多種類出回っています。
私が購入したのは、引き出しの絵のポケットに入ったカードを毎日取り出すタイプです。


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調べてみるとアドヴェント(Advent)とは、イエス・キリストの誕生を待ち望む期間で、「到来」を意味するラテン語のAdventusからきているそうです。日本語では、「待降節」「降臨節」。正式には、クリスマスに一番近い日曜日からさかのぼって4週間前からがその時期にあたるようですが、出回っているカレンダーのほとんどは1日から24日まで。待望のイエス・キリストの誕生日=クリスマスまでを毎日カウントしていきます。
私のカレンダーの1日の窓に入っていたカードには、このアドヴェントカレンダーの由来がドイツ語で書かれていました。
それによると、
「この100年ほどの間に、ドイツ、イギリス、スカンジナビア半島(北欧)の国々でクリスマスまでを日々数えることで短く感じ、期待感を高めるものとして使われている。
1883年のある夜に、母親がクリスマスツリーに24個の飾るオーナメントを縫った中にそれぞれカードなどを入れたのを経験した息子が、20年後に小さい窓を開けて数えていくカレンダーとして再現したのが始まり。Gerhard Langという人がその後、カレンダーとして発行して1920年からマーケットで売り出された。」

そういえば、〜もういくつ寝るとお正月♪〜とうたう日本の歌がありますね。
指折り数えて待つ日々は楽しいもの。
毎日、この引き出しから出すカードでドイツ語を習いながら、クリスマスを待つ期待感が高まります。


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