
年末年始の休暇初日の今日は、クリスマスマーケットの最終日。
デュッセルドルフでは11月18日から始まり1ヶ月強、街中が華やいでいたイベントが終了しました。
先週末で最後となるかと思っていましたが、運良くとれることになった休暇のおかげで、最後の最後にまた訪れることができました。

平日夜でかつ、既に休暇に入り帰郷している人もいるため、週末ほどの人出ではありませんでしたが、グリューワインの周りには人だかりができていました。
木製のクリスマス飾りなど伝統的なお土産を買えるお店で、ほぼ商品が売れて棚上が寂しくなっているところもあれば、最終日で50%の張り紙を出して、最後まで懸命に売ろうとしているところもいくつかありました。
20%引きの表示から50%引きに変わったところも。
月〜木の平日は20時までの営業でしたが、ちょうど出かけた19時前から早々に片付けに入るお店が多く見受けられ、一瞬、歩を進める速度が上がりました。
小屋をつくるのが手作りであれば、取り外して行くのも手作業。
グリューワインを飲んでいる人の横で、どんどんドリルを使い片付けていく様には、早く休暇に入りたいという気持ちが表れているようにも思います。
商品をひとつひとつ箱に詰めていく作業。
「売れ残ってしまった。。。」という背中でしょうか。
最後に、熱で溶かしたチーズを載せたパン、"ラクレットバゲット"を食べたくて、ぎりぎり駆け込みました。
同じように思っている人が多かったのか、ワインとバゲットを買い求める人の列。
箱詰めする作業を眺めながら、待ちました。
商品と組外された小屋のパーツは、車やトラックでスタート時と同じように運ばれます。
各地で足を運び堪能したクリスマスマーケット。
明日からまた静かな街に戻ると思うと、少し寂しいですね。
「クリスマスまでまだ1ヶ月以上」と思っていたときから過ぎてしまうと、あっと言う間でした。
コメントする