
ベルリンの老舗デパートKa De Weカーデーヴェーに続き、アジアンマーケット、デュッセルドルフにもあるセレクトショップManufactumの食料品コーナーで頼まれた品と食品を買った後、昨日のジャズライブの近くSavignyplatz駅周辺に素敵なお店が集まっていてお薦めということでぶらぶら歩いてみました。
高架下のカフェは建築好きなイタリア人のオーナーによるこだわりのメニュー。店内には、建築パースやスケッチが飾られ、隣のスペースでは建築の展示が11月末までされていたようです。
大晦日は、デパートや店舗は14時で閉店。美術館等もお休みのところが多く、S嬢から同じくおすすめといわれた彫刻を展示するケーテ・コルヴィッツ美術館は閉まっていました。しかし、横のWintergarten im Literaturhausヴィンターガルテン・イム・リテラトゥーアハウス、その名の通り文学の香りのする館のカフェレストランは開いていて、お茶とケーキでゆっくりできました。
雪が積もっていて庭は真っ白でしたが、夏は緑が心地よくサンルームのような室内と、前庭の席でのお茶はさぞ気持ちがよいことかと想像しながら、満席の暖かい室内で過ごしました。
少し時間に余裕があったので、大晦日のブランデンブルグ門はどうなっているか観に行ってみました。しかし、かつての西側、ティアガルテンでのイベントを行っているために、ブランデンブルグ門のそばまで寄ることはできなくなっていました。厳重に警察官によってシャットアウトされた空間。100番バスも公園の中を通行できないため、ポツダム広場やフィルハーモニーを通る200番と同じルートを通行しました。
日本びいきのS嬢は、今日のパーティーで出席した人の12支を聞いて、2011年の運勢を発表することを計画していたので、KaDeWeで購入してきたドイツの名おもちゃであるSchleichの12の動物のミニチュアをグランドピアノの上に飾りました。どれも精巧につくられています。これは、S嬢へプレゼントしました。鉛を溶かしてその形から運勢を占う遊びや、中国のおせんべいの中に入ったおみくじも行いましたが、この12支の運勢発表は大いに盛り上がりました。
そして昨晩夜中に飾った追加したクリスマスツリーのオーナメントに混じっておいたろうそくに火を灯しました。
食事は、広いアパート内の一番奥にあるキッチンで各自セルフサービスです。
鍋であたためられたスープやソーセージ。
予めレストランに頼んでおいた食事のほかに、ゲストが持って来てくれた数々でテーブルの上に乗り切らないほどでした。
私も日本から持参した色とりどりの羊羹を小さく切って日本酒とともに日本コーナーと称して置きました。そばも竹の器とともに持参しましたが、ほかの食事があまりにも多く、鍋も足りなかったので、次に滞在するM子へのお土産に加えました。
1月1日0時となると、一斉に街中で花火があがり始めました。29日からの限定で購入することができるという打ち上げ花火が絶え間なく打ち上げられました。
そして冒頭の写真にも載せたように、室内でも花火!
日本だと火事を心配しそうなところを構わず、ぐるぐる振りかざしている大人たちです。
居間の横の赤いグランドピアノを置いた部屋では、大音量で音楽をかけ、皆が踊り始めました。
S嬢の書斎も、机の上のPCをつかって踊る部屋に。今回唯一子どもでの参加となった10歳のカスバ君が習い始めたという、マイケルジャクソンの曲により踊りを披露してくれました。
歌い、踊り、話し、徐々に40人以上いたゲストが家に帰り始めたのは、2時半過ぎ。
そして最後の10人となり彼らがアパートを出たのは6時半でした。
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