
知り合いに教えてもらったアンティークショップに出かけつつ市内をいろいろと探索しようと目覚まし時計をかけたものの、この1、2週間の強い疲れが残り、二度寝して起きたら15時半。既に営業時間のおわったお店へ出かけるのは日にちを改めることにして、家事雑用を済ませた後に、ドイツのりんごのケーキをつくってみました。
Apfelstreuseukuchen アプフェルシュトロイゼルクーヘン
streuselシュトロイゼルとは、バターたっぷりの生地をぽろぽろの"そぼろ"風に焼いたもので、これをApfel :りんごの上に振りかけた素朴なkuchen:ケーキです。

年末のベルリン滞在中にM子が簡単につくることができて美味しいからと、さくっと料理してくれました。
りんご:2個
小麦粉:140g
バター:140g
砂糖 :80g
「分量は適当につくっているけど、料理本では、この量と買いてある」と教えてくれたので、計りがないことに気がついたものの計量カップで比例配分して用意しました。
①小麦粉と砂糖を混ぜたあとに、室温で柔らかくしたバターを混ぜます。
②バターは、木ベラでボウルにこすりつけるようにしながら細かくして粉と混ぜ、玉が大きくならないようにさくさくと切っていく感じです。
食べたときのビジュアルを思いだしながら、"そぼろ大"の大きさになるよう混ぜていきました。
木ベラは、しゃもじで代用しました。バターをこすりつけるのに、持ち手の長さとへらの大きさがいわゆる木ベラよりも使いやすく、おすすめです。
③りんごをいちょう切りにして、耐熱容器に敷き並べます。
④りんごの上に、②でつくった"そぼろ"を振りかけます。
⑤オーブンを180℃にして50〜60分。
耐熱容器が大きいので、半分に敷いたために端からこぼれたバターが焦げる前に取り出したのが50分です。
⑥焼き色がついて、できあがりです。
M子にきいたのは、材料と、りんごを敷き並べた上に混ぜた粉を載せるという2点。
あとは勘でつくりましたが、あつあつの"そぼろ"とジューシーなりんごの酸味が混ざって美味しいケーキができあがりました。本当に簡単にできてしまうケーキです。冷めても美味しいので、明日再びおやつに食べるのが楽しみです。
実は、高校生のときに、部活とは別に学園祭のためにつくる研究グループ(サークルのようなものです)でクッキングクラブに所属して、毎年スライスアーモンドを載せた焼き菓子"フロレンティーナ"などをつくり学園祭で販売していたことを思い出しました。
焼いている間に匂ってくる芳ばしい香りには、いつも幸せを感じます。
yukosさんが料理上手なのは承知の上だけど、お菓子作りってのは
今までになかったイメージなので、まさかお菓子blogが登場するとは
思わなかったわ! でも美味しそう!!
以前に友人でヨーテボリに2年住んでた人が全くイメージになかった
パン作りを始めたってblogを読んで、ビックリしたのだけど、
やはりヨーロッパ時間の中での環境が自然と人間をslowl-lifeな行動へと
導くのかしら??
林檎はこの時期の大切なビタミン源だものね。
また新しいレシピがあったら紹介してください。
ついでにいうとM子さんにもお菓子作りのイメージが全くないので
そこもビックリよ!!!笑
オーブンがあるんだ好いなぁ。
yucotさん 確かにM子にも私にもお菓子づくりのイメージはないかもしれませんね。でも、食べるのが大好きなので、つくる過程も好きですよ。りんごのかわりに、さくらんぼの瓶詰めやオレンジなど好みのフルーツを敷き詰めても同じように美味しいケーキができると思います。簡単なので、試してみてください。yukos
石器ぃさん オーブンがあると、料理の幅がまた広がりますよね。平日は、日本にいたとき同様、残業が多くてなかなか手の込んだものをつくる時間がとれませんが、休日の料理はいい気分転換です。yukos