
キリスト教に根付いた生活の中で、道化を意味する1が続く去年の11月11日11時11分に開始宣言がなされてから、いくつかのイベントがあるのですが、メインとなるイベントが今週末から来週始めにかけて行われます。イタリアのヴェニスのカーニバルが有名ですが、デュッセルドルフも、ドイツの中で3大カーニバル都市の一つで盛大に行われることで有名です。

もともと、このカーニバルは、キリスト教徒が断食に入る前に贅を尽くして飲食するところから発展したものだそうです。
一番盛り上がるのが、「バラの月曜日」と呼ばれる「ローゼンモンターク」。
復活祭から逆算するので、毎年日付がかわりますが、今年は来週の3月7日(月)に何十台もの山車が出るパレードが行われます。
この日は休日となり、街じゅうを仮装した人たちで溢れかえります。
また、その前の、今週の木曜日は、「女性のカーニバルの日」といわれ、会社で女性が同僚のネクタイをはさみで切り、キスをしてよいという風習があるとか。
私の行っている設計事務所では、残念ながらネクタイをしてくる人は皆無なので、見ることはできなさそうですが、スーツ・ネクタイ必須のオフィスにおいては、切られてもよいネクタイをしてくるそうです。カーニバルが元々男性のものだったことからできた風習だそうですが、男性陣にはドキドキの日ですよね。
ふだんのガス抜きとばかりに、カーニバル期間中は、仮装して大はしゃぎするというドイツ人に混じり、今週は有志で木曜日に街へ繰り出す予定にしています。また、土曜日は私の家でのパーティー。ドレスコードをカーニバルにしようという事務所のメンバーの提案により、2回仮装するチャンスに備えて、今日早速19時に事務所を出て、帰りに衣装を買いに行きました。
20時まで開いている、デパートのKAUhOFの3OG(日本の4階にあたる)へ行ってみると、同じようにカーニバルの衣装を吟味する人たちが集まっていました。レジに並んでいる人の手にしているものをみてみると、犬の格好やら、サイケやら、、と、とにかく目立つもの。
皆さん、真剣に選んでいて、中には、鏡の前でスーツの上から試着している人もいて、思わず笑いこけそうになりました。
衣装の種類は豊富で、帽子、手袋や、ウィッグなど、仮装に付随するものも含めて、楽しく観ていたらあっという間に20時になってしまいました。
直前なので、衣装も軒並み割引となっていてお得に購入することができました。
何を着るかは、当日に・・・
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