市内の街 Ellerの散策 2/5

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先週末に行きそびれ、知り合いに教えていただいた骨董店のある市内の街、Ellerの散策をしました。
かねがね欲しいと思っていた、ライン川の風景画を探すため、市街中心部のお店より格段に安く、腕も確かな絵が多数置いてあると聴き、楽しみにトラム715番に乗って出かけました。
昨日の天気予報では雨と出ていましたが、時折ぱらぱらっとくる程度で傘をささずに済みました。

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トラムの停留所にほど近いお店は、この地で30年、その前に他の通りで30年という60年の歴史のあるところです。店主も画家だそうです。
店内に入って早々は、絵を本当に買う気があるのかと怪訝そうでしたが、ウィンドウに飾ってある油絵と店内の水彩画の2点をすぐに見つけ、話をしていくうちに、だんだん打ち解けてくれました。
最近は、絵など芸術にお金を使う人が減り、この商売も大変とのこと。始めのぶっきらぼうさも、そのためかと理解できました。
最後には、にこやかに、絵が持ちやすいようにとガムテープで持ち手をつくってくれました。


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隣にあったギリシャのGyros店でGyrospitaをお腹を満たしてから、骨董店に行くついでにと教えていただいた、次のおすすめのお店に向かいました。


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腕利きの古い時計店ときき、電池交換や新しいベルトを探そうと、いくつかの腕時計を持参したのですが、土曜日は、絵画店と同じく13時までの営業。昼食をとっている間に閉店となっていました。土曜日は、午前早くからの活動に限ります。



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同じ市内でも、街によって雰囲気が異なり、初めて訪れるときの新たな発見に期待感が高まります。


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家の近所にも1軒あるのですが、ここでも裁縫のお店には、布を切るはさみのマーク。開いていませんでしたが、気になって中をのぞいてみると、色とりどりの布が置かれ、よく日本で購入しているSpoken Words projektに通じるものを感じました。



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トラムの715番、Uバーン(地下鉄)の75番の終点駅から少し歩くと、schlos Ellerエラー城があります。以前訪れた郊外のベンラートのように"大きな邸宅"のようなこじんまりとしたお城です。


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パーティーの準備とおぼしき作業のため、城内には入ることができませんでしたが、schlos park:隣接した城址公園を歩きました。休憩のできるベンチの横の木には、△マーク。進行途中には、これに矢印が加わっていました。


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森となった公園を、いろいろと思いを巡らせながら歩くのは、リフレッシュされます。


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偶然か、それとも意図したものか。
立てかけられ、遠方にも横たわった黄色のいくつかのはしごがあるのは、アート作品なのでしょうか。



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芝生広場の中央にある株立ちと石碑もその円く、こんもりとした形状から、アートに見えてきます。


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落ち葉に潜るサイの頭



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ろうそくの滴が垂れたような樹の幹 
など、自然界に目を向けると、スペインの建築家ガウディが倣ったように芸術があふれていますね。




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寒々とした中でも咲いているピンク色の花。
12月には16時半頃には暗くなっていたのが、今では18時頃と、日照時間も長くなってきて、少しずつ春に近づいているのが感じられます。


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中心部に戻り購入したフレームに絵を納めました。
この漂う雲の感じは、今頃に描いた絵でしょうか。
あたたかく快晴の季節が恋しいものの、アンニュイな色合いが柔らかくて気に入っています。





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