旬の花2 水仙を自転車で追う 3/22

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今日は少し早めに起きて、事務所の同僚でアメリカで教鞭をとっているUのドイツ不在中に借りていた自転車で事務所へ向かいました。
ゆっくり走って30分ほどの距離ですが、今日は、至るところで止まっては写真撮影していたので40分。
ここのところ快晴が続き、春の陽気でさまざまな花が満開に咲きほこっているため、そうなることを予想して余裕をもって出発しました。



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自転車専用道路は、主に車道と歩道の間に線引き色分けされてあり、車と同じ右側通行です。歩道の広いところでは、両側通行もあり、専用道路上に描かれた両方向の矢印や看板が目印です。方向を間違えると、15〜30ユーロの罰金。
そして、「歩道」を走るのも15〜30ユーロの罰金。歩行者用の横断歩道は自転車から降りて渡らなければいけません。


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走りやすい自転車専用道路、かつ風景がいいところを選んで、ゆっくり走行しました。
特に、目を惹かれるのは、緑地帯に野生化している水仙の群生。
水仙は日本でも早咲き系は12月中旬から、遅咲き系は3月中旬頃から咲いて4月中旬ごろまで楽しむことができますが、今一斉に咲き始めて見頃なのは、花の大きい"らっぱ水仙"です。
03223.gif白い花びらに黄色の副冠(らっぱの部分)、もしくは双方とも黄色のもの、ともに大量に咲いています。





水仙は、英語でnarcissus
ドイツ語では、narzisseと似ています。
確か中学の英語の教材にあったように記憶しているのですが、泉に映った自分の姿に恋をし、ずっと見とれていたために1本の花になってしまったギリシャ神話の美少年ナルシサスからきています。「ナルシスト」の由来です。






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日本語の"水仙"は、平安末期に中国から渡来した際に、漢名の『水仙』を音読みしたもの。
「仙人は天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という中国の古典から、花の姿と芳香が仙人のようであることから名付けられたそうです。

学名に含まれるtazettaは、イタリア語で「小さいコーヒー茶碗」
花のイメージで、呼称もさまざまですね。

事務所の近くの緑地帯にぽつんと咲いていた"黄水仙"は"たんぽぽ"と同じくらいのこじんまりとした花。花屋の店頭にも小さな黄水仙の鉢が多く並んでおり、春を告げる花として人気があるようです。







「自己愛」「うぬぼれ」の花言葉のイメージが強い水仙ですが、ラッパ水仙の花言葉は、
「尊敬」「心遣い」


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おまけで、、、
デュッセルドルフの"銀座"ケーニスアリーに端にある公園の中に満開の桜を見つけました。
奥に見えている工事中の建物は、私の通っているIA事務所の設計・監理中のものです。







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水仙の英名はNarcissusでしたね。
ギリシャ神話の美少年。。

ナルシストの語源でもありますもんね。

でもまた別の側面では
「希望」を象徴する花だとか。。。

「希望」良い言葉です。

しかし、いーなー「春 爛漫」ですね

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