
ケルンの日本文化会館で、桂離宮の写真を撮影したIshimoto Yasuhiroの写真展が今日から始まり、6月3日まで開かれています。
今日は、事務所のコンサルを務め、日本にも在住経験のあるUが、この日本文化会館で、桂離宮について19時から講演を行うのに参加するため、17時20分に事務所を出る予定で、1時間早く出勤しました。

早く出ると宣言して頑張ったものの、提出する図面完成のために、事務所を出ることが出来たのは、19時。
事務所の最寄り駅から中央駅に戻り、日本の新幹線にあたるICEに乗って20分のケルン中央駅へ向かいました。
日本文化会館は、大学通りにあり、中央駅からは、地下鉄で2駅のneumarktで路面電車に乗り換えて3駅目から徒歩5分ほどと、少し時間がかかるところにあるため、タクシーに乗りました。しかし、帰りの通勤時間帯でもあるためか、市内はのろのろ運転。
Uの講義はおろか、間に合うかと期待していた20時からの1972年撮影のフィルム(25分)にも間に合わず。。。
終了後に出て来た多くの聴衆の中には、ここから歩いて15分のところに住んでいるという、チームメンバーのBの姿もありました。彼女も講義は最後の2分だけで、フィルムは辛うじて観る事ができたとのこと。とても興味深くよい映画だったと言います。
あぁ、残念。
しかし、講義を聴きに、住まいのあるベルリンから来ていた、Uの日本人の奥さんMさんとかわいい3歳のDちゃんと会うことができ、写真はゆっくり観ることができました。
モノクロに収められた端正な桂離宮の写真をみていると、ブルーノ・タウトの「日本の美」をまた読みたくなってきました。
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