
会場は、通称日本人通りといわれているImmermannstr.にある教会、Franzislanerklosterです。
祭壇の上には大きな千羽鶴が小さな物と一緒に置かれ、入り口には、地震報道の日本新聞が張り出されていました。

定時の18時にあがり、私は、S,M.Lとイスラエルから来独しているM,Lのそれぞれ母上と共に、すぐ近くにあるインマーマン通りのラーメン屋でラーメンを食べてから教会に向かいました。
知り合いや、事務所のメンバーにもメールで案内を出していたので、教会に着いた時には、既に事務所の何人かがパートナーを伴い着席していました。
Fちゃんは、アンコールを含めた6曲中、5回出演。
バイオリン、チェロ、ビオラ、フルート、のきれいな音色が残響時間が長く、天井の高い教会の中に響き渡り、拍手喝采でした。
アンコールに弾かれた"赤とんぼ"は、フルート奏者指揮のもと、弦楽奏者全員での演奏。日本人には、特にぐっとくる曲だったに違いありません。
演奏終了後に、教会の司祭たちが出口で手にした赤十字の透明の箱の中に義援金を各々入れました。
同時に渡された、千代紙や折り紙で折られた千羽鶴を手にして、事務所のメンバーや友人たちが、演奏が素晴らしかったこと、チャリティーに参加できたことを誇りに思っていると語ってくれたことが、なによりも嬉しかったことです。
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