
今日は、年に1度、4月に行われる、夜中の美術館 こと nacht der museenでした。
19時から2時まで、デュッセルドルフ市内の48ヶ所の美術館と5ヶ所のギャラリーで、展示に加え、ライブコンサートやDJによる音楽、映画上映がされるイベントです。
チケットを12ユーロで購入すると、すべての開催場所に入場できるとともに、10分毎に巡回している3つのラインのシャトルバスに乗る事ができます。

18時からの日本寺院;恵光ハウスでのピアノや、三線、和太鼓などによるチャリティーコンサートへ行ってから向かう予定でいたのですが、出足が遅れたために、既に消防法上の定員を超えていて入場できなかったため、友人との待ち合わせ時間を繰り上げて、回ることにしました。
最高気温24℃の予報通り、夏のような陽気となった今日は、半袖だけでなくノースリーブ姿も多く、夜も引き続き暖かい気温のままでした。
美術館での展示、催事内容、地図の書かれた小冊子を手に、回るプランをたてていざ出陣。
いつも以上にあふれんばかりの人で、K20美術館前の広場には、ビールなどの飲食、ルフトハンザ、新聞などの出店が出ていて、大音響で音楽も流れていました。
クレープ、ソーセージをはさんだパン、プレッツェルを売る出店の看板照明も、アートに見えてきます。
時間、体力ともに、全てを見ることは難しいため、数カ所に絞ったのですが、一番始めに入った、kunsthalleでの、1942年生まれで1960年代からタイポグラフィーによる作品を多く発表したFerdinand Kriwetの展示、Yester'n Todayが特によく、時間をかけて見ました。
ここは写真撮影OKです。
コンサートによく出かけるTonhalleに隣接するNRW-FORUMでの展示、モノクロのポートレイト写真も、膨大な数で足腰に堪えましたが、見応えたっぷり。
外の壁面には、映画が流されていて芝生の上のデッキチェアに寝そべりながら観ることができるようになっていました。
夜が更ければ更けるほど、人出が増えて身動きがとれなくなるほどになっていた美術館を出て、足を休めるためにAltstadtのbarへ向かうと、街中もあいかわらず大盛況。
帰りには、路上に出ていたテラス席から名前を呼ばれて、事務所のメンバーに遭遇しました。
美術館内外でのイベントにぴったりの陽気な1日でした。
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