Dresdenドレスデン 2日目 5/14

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銀や錫を算出し、エルベ川の水商で栄えたザクセン王国では、その財力を象徴するように大量の絵画を有し、18〜19世紀の中国、日本の陶磁器などが集められました。
タバコ製造機やミシン、ブラジャー、35mm一眼レフカメラなど、ザクセン州は、多くの「初めて」を有する「発明大国」だったようです。

かの有名なマイセンの陶磁器も、ザクセン選帝侯アウグスト1世が、当時東洋だけで可能であった白磁の製造に成功した宮廷錬金術師を、秘密を守るために城内に住まわせて、王立磁器工場がつくられたことが始まりです。

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このアウグスト強王の強運ぶりを表すエピソードが、「君主の行列」同様、もう一つあります。
友人が住む新市街Neustadtノイシュタットにある、旧市街にほど近い、Neustädter Marktノイシュタット・マルクトという広場にある金色の彼の騎馬像。プラタナス並木が美しいHauptstr,ハウプト通りの端にあります。
この像も、第2次世界大戦の空襲を受けて崩れ落ちた瓦礫の中から無傷で発見されたのだそうです。



ラファエロの傑作といわれる「システィーナのマドンナ」を始め、フェルメール、フェルメール、レンブラント他、ヨーロッパの古典絵画の名品を所蔵するAlteアルテ・マイスター絵画館や、ザクセンのコレクションを集めた、武器博物館、陶磁器コレクション、数学物理学博物館は、ツヴィンガー宮殿にあり、ザクセン王国の栄華を見る事ができます。

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今回の滞在では、エルベ川沿いのブリュールのテラスに面して建つAlbertinumアルベルテイーヌムに行きました。
1階は彫刻、2、3階は、Neueノイエ・マイスター絵画館として、ゴッホやマネ、ドガなど、ロマン派から印象派に至る作品、戦後の作品など、古典を意味するAlteアルテに対して新しいNeu絵画を見る事ができます。




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どこも、美術館、博物館は莫大な所蔵量を誇り、見甲斐たっぷりなので、足腰に堪えます。
美術館を堪能した後には、ドレスデンの名物Eiersckeckeアイアーシェッケというコクがあり、柔らかいチーズケーキを美しい建物を見る事のできる外のテラス席でいただきました。












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