
シュトゥットガルト市内の高台に、1927年のドイツ工作連盟博覧会の際に、ヨーロッパの代表的な建築家たちの設計による住宅が建てられたWeissenhof-Siedlung ヴァイセンホーフ団地があります。
中央駅から44番のKillesberg Messe行きのバスに乗って15分ほど、Kunstakademieで下車してすぐのところにあります。

特に、このル・コルビジェ作の家は、博物館になっていて、上階のバルコニーからの市街の眺めも良好です。
内部は、使われていた住宅がそのまま展示されていて、バウハウスデザインを見る事ができます。
番号のふられたガイドマップを片手に団地内を巡ると、それぞれの建物の前にあるパネルに、英語とドイツ語で概要とプランが書かれていました。
ここは、ミース・ファンデル・ローエによる集合住宅です。
団地の後は、もうひとつの見どころ、ポルシェミュージアムに足を運びました。
ここも、Sバーンで10分の距離ですが、駅の目の前にあります。
ポルシェ博士が最初に着想したスポーツカーのモデル(写真中央の銀色)から歴史的名車が、所蔵する400台から選ばれて随時入れ替わって展示されています。
この天井から吊り下がる円形の下にいくと、スピーカーから聴こえるスポーツカーのエンジン音と、脚もとからの振動で、それぞれの車による違いを体験できるようになっています。
あの独特の音と振動。
ここも車好きにはたまらない場所で、帰りの電車に間に合う時間までたっぷり午後を堪能しました。
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