最後にもう一度訪れたいところ 8/10

| コメント(0)
110810top.gif

午前中に必要手続きを引き続き行った後、最後にもう一度訪れたいと思っていたInsel Hombroichインゼル・ホンブロイッヒ美術館へ行きました。
近くでドイツの自然と恵まれた芸術環境を体験するのにうってつけの場所だったからです。
いつも曇りがちだったここでの滞在も、今日は最初から最後まで快晴で、雨の心配をする必要がありませんでした。
どうも8月に入ってから、夏らしい気候が戻ってきたようで、嬉しい限りです。

1108102.gif







最寄り駅からS11番に乗ってNeuss Süd駅で下車後、バス877番で行く、乗り換えが少なくて済む方法で向かいました。
途中、事務所の最寄り駅Hamm駅も通り、遠目になつかしい風景を見ながら。


1108103.gif











空にはすっかり秋の雲。
植物も常緑樹以外は、秋めいています。



1108104.gif



















デュッセルドルフ中心部から40分ほどでつく距離ですが、植生は日本の高原地帯と同じです。
野アザミも、空気がきれいだからか色鮮やかで、とげがあるのに、柔らかいように見えます。



11081041.gif
















森の中に、ティーショットのゴルフボール?と思うような、キノコが生えていました。
これほど深い森にボールが入っていたら、まずOBですね。
ボールを動かさせてもらっても木に跳ね返って、なかなかフェアウェーに出ない、という苦い思い出が頭をよぎりました。


1108105.gif


















入場料に含まれているカフェテリアでのビュッフェ式の軽食も、今日は外の席を選びました。
この地区名産のりんごの木が、テーブルの後ろにも生えていました。
ビュッフェに並んでいるりんごも、もちろんこの地産です。



1108106.gif







カンボジアのアンコールワットを思い起こさせる池で、前回同様休憩しようと思って近づき、よく見たらカエルが3匹。
プールのスタート台にスタンバイしているかのように見えますが、びくともしませんでした。



1108107.gif







敷地内の幼稚園に近いところにあるトイレの横に、藤棚で覆われた切妻屋根の建物があります。
今までは覆われた藤で、その姿を見る事ができなかったのですが、今日は、地面に近い窓部分が少し透けていて、扉が開いていました。


1108108.gif



中はコンサートができる木造のホールでした。
おそらく、最近コンサートなどのイベントが行われたようで、グランドピアノもステージにありました。
中には木漏れ陽が入り、教会のような雰囲気。
イベント情報を逃したことが悔やまれました。さぞかし、素敵だったことでしょう。



11081093.gif

11081091.gif





行く度に何かしら発見があり楽しいものですが、今日は、近接するランゲン財団美術館へ向かう道の横で、花の直売がされていることに気がつきました。
日本の無人直売所のようにスタンドがあり、この畑に咲いている花を置いてあるはさみで摘んで、束の大きさでお金を入れるシステムです。KASSEと書かれた黄色いボックスがお金を入れるところです。
性善説でのみ成り立つこのシステム、日本ではよく見かけますが、ドイツでもあったことに、共通性を感じて嬉しくなりました。
常々ドイツの治安がいいことを感じていましたが、やはり、と思いました。











帰りのバスを待つ間に、この花畑で滞在していると、次から次へと車で花を摘みにきていました。
男性も女性も、好きな花を選んで、花束にしてお金を入れていきました。

11081092.gif











先月初めに来たときには、収穫前で風になびいていた麦畑はすっかり刈り取られて土の面を見せていました。
季節の移り変わりを実感します。

コメントする





www.flickr.com
yuko-s' items Go to yuko-s' photostream



visited 46 states (20.4%)
Create your own visited map of The World