
「下の町 Wimpfen im Tal」と「上の町 Wimpfen am Berg」の2つに分かれており、「中世のたたずまいを残していてシルエットが美しい町」と書かれていた上の町を訪れました。
中世のたたずまい、と書かれていますが、町の基礎ができたのは、ローマ時代。14世紀に下の町が焼き払われてしまったことにより、12世紀に宮廷が築かれた上の町に中心部が移ったという、歴史の古い町です。

駅も単線で、こじんまりとしていますが、ホームには、駅舎内のレストランのテラス席が設けられています。
夜に開かれるのか、準備前のテラス席が電車を待つのにちょうどいい場所を提供していました。
ここも30分も歩かずして、古い街並を通り抜けできてしまうほどの小さな町です。
駅から緩い坂道を上って行くと、赤の塔の下に着き、Hauptstr,中央通りに入るのですが、ご覧のように、ここが中央通りでよいのか?と思うほど小径です。
町の象徴となっている「青の塔 Blauer Turm」
木製の階段とも梯子ともいえないような、何となく心もとない階段をあがっていくと、ちょうど塔の窓がある辺りに小さなお店が入っていて、この塔の主である女性に入場料1.5€を払います。
そこからは、塔上部の展望台まですぐです。
階段をがんばって上った甲斐あり、ここからの眺めは絶景です。
電車がたどってきた川沿いを遠くまで眺めることもできます。
上の町の中心部。
全ての道を歩いても半日とかからないおもちゃのような町です。
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