
このところ、街なかの至るところで見ることができる黄色の花、レンギョウ。
モクセイ科で寒さに強いこの花は、日本でも3月中旬から4月に開花期を迎えます。
日本の多くでみかけるツツジやジンチョウゲのように、アパートのある通りの玄関前にも、バルコニーから見える中庭にも、見渡してみると、街路樹並みに植えられています。
調べてみると、漢方薬としても利用されているそうです。
ドイツ語では Forsythie
英語では、黄色の花を鈴に見立てて、Golden Bell
原産地である中国では、レンギョウは別種のオトギリソウ科の「巴草」だったのが、渡来したときに誤用されたのがそのまま定着して、レンギョウと呼ばれているそうです。中国の表記は「黄寿丹」
言語は異なれど、花の名前から得られるイメージも、いずれも春の始めにふさわしく希望に満ちたものですね。
花言葉は、「希望」「かなえられた希望」「集中力」です。
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