
今日の新聞 RHEINISCHE POSTでは、1面から6頁までの地震報道のうち、2頁目に、国内の原発について紹介されています。
CNNニュースによると、原子力発電は世界の発電力のうち15%を賄っているそうですが、その数は、アメリカが104でトップ。フランス58、日本54と続きます。
ドイツは、17ヶ所。
この新聞の図を見ると、昨日も述べたように、1970年代、80年代に建設された古いものが多く、今年来年にひとまず停止する予定だった発電所が6ヶ所あります。
今日は、メルケル首相が旧型の7基について稼動延長を見直し、一時停止することを発表しました。
風力、太陽光とともに、二酸化炭素を出さないエネルギー源として、地球温暖化対策の盛り上がりに伴い、主流となりつつあった原子力発電の今後の行方が何かしらかわっていくことは免れないでしょう。総発電量の8割を賄うという原発大国のフランスも然り。
環境問題は一筋縄でいかないことを切実に感じます。
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