November 2010アーカイブ

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毎朝7時過ぎから聞こえていた落ち葉の収集車が、今朝は除雪車にかわりました。
夜中、車道に真っ白に積もっていた雪は、朝の通勤時に支障ないよう、ご覧のとおり見事に消えています。
清掃に関わる車は皆オレンジ色。事務所へ行く途中バスからは、あちこちで、雪を溶かす顆粒を散布している風景が見られました。
雪に慣れたドイツ人は、自転車も普通に乗っているし、車も既にスタッドレス。当然ながらパニックになることもなく、交通も日常の遅延以外は通常通りです。

しかし、明日からさらに寒さが厳しくなり、激しく雪が降るそうです。
デュッセルドルフにおける最高気温と最低気温の予報は、
 12/1  -5 / -7
 12/2  -7 / -11
 12/3  -8 / -10
ニュースによると、例年より10℃から15℃気温が低いそうです。
11月に雪がこんなに積もっていることも、東京との大きな違いがありますが、12月になった途端にこの気温とは。。。
私も学生時のスキー場籠りで雪に慣れているとはいえ、普段着だからか、まだ体が慣れていないのか、より寒さを感じます。



降り続ける雪 11/29

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昼前から再び降り始めた雪が、尚、今も降り続いています。かれこれ12時間。
やむ気配はありません。
最初はひらひらと舞って来ただけなのに、あっという間に積もり、辺り一面が白い世界になりました。

毛糸のマフラーについた雪は、本当に繊細でレースのようです。


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今日も昨日に引き続き午後からゆっくり出かけて、近郊の町Mönchengladbachメンヒェングラートバッハを訪れました。
デュッセルドルフ中央駅から普通電車Sバーン8番に乗って35分、9.3€。終点の駅です。

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デュッセルドルフ中央駅からRE快速で20分 4.5€のWuppertal ヴッパータールは、1900年に世界で最初のゴンドラ式(懸垂式)のモノレールSchwebebahnがつくられた町です。
山間にあり、ヴッパー川の上を通るモノレールは、今でも市民の交通手段として4分ごとに走っています。

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今日のTonhalleでのコンサートは、いつもとは少し趣向の異なるものでした。デュッセルドルフ交響楽団による演奏だけでなく、朗読、コーラス、そして映像のコラボレーション。演目はR.シューマンのManfredです。
まず、演奏が始まる前に、この球体の"Theater im kopf"カプセルの中の劇場 にManfred役が入り、劇場の空中につり上げられました。

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ドイツの冬の名物となっているクリスマスマーケットは、「世界一有名なニュルンベルグ、世界最大のシュツットガルト、世界最古のドレスデン」の三大マーケットを始め、小さな町から大きな都市まで、各地で開かれます。
開催の始めはどうやら町によって異なるようで、まだ始まっていないところもありますが、デュッセルドルフは、先週18日木曜日から。クリスマス直前の12月23日まで、月〜木は11時から20時まで、金・土は11時から21時まで営業しています。


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今日、事務所のあるビルの入り口前にクリスマスツリーが置かれました。
高さは、4mほど。りっぱな本物の木です。
市街地のあちこちに、例えばデパートの前などに10mほどの大きなもみの木が"立てられました"が、ここにも、大きな木が置かれるとは思っていなかったので驚きです。
日本でいうところの、"門松"のようなものでしょうか。
シンプルなイルミネーションだけなのも、好感度高し。
夜、帰宅する際にバスから見える住宅の窓際にも多くのクリスマスツリーが光っていて、ちょっとだけ疲れが和らぐ気になるのですが、あと1ヶ月ほど、楽しめそうです。

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今朝、デュッセルドルフでテロ騒ぎがありました。
普段は、最寄りの停留所からトラムに乗り、途中バスに乗り換えて事務所に通っています。今日は、目の前でいつものトラムを逃し、次のトラムで乗り換えの際に走るのが嫌なので、電車で行こうかと駅へ向かいました。しかし、ホームに表示されているはずの電車の番号が見えず、何となくざわざわとした、ただならぬ空気を感じたので、思い直してトラムの停留所へ戻り、普段通りのルートで事務所へ行く事にしました。



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10日ほど前に郵便ポストへ案内が入っていた、温水ヒーターのメンテナンスが今日ありました。事務所のメンバーからは、朝で終わるから遅れて事務所へきたら?ともいわれていましたが、1日を休みをとり正解。というのも、きたのは15時だったからです。
待っている間は、暖房が完全にストップしていて、ヒーターの表面も冷たくなっていました。

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旧市街にほど近いオペラハウスDeutsche Oper am Rheinで、モーツァルトのLa clemenza di Tito(英語ではTitus)を観てきました。
おおよそ2時間45分。途中一度の休憩をはさんだ2部構成です。

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今日は、デュッセルドルフから貸し切りバスで高速を使い2時間のKerpenケルペンにある、F1レーサーMichaer Schumacher  Kart&Event -Centerミヒャエル・シューマッハ カートイベントセンターへ行ってきました。
5つの都市にある6つの建築設計事務所が集まって、親睦を深める事務所対抗レースが開催されました。案内があったのは2ヶ月前の9月。待ちに待ったサーキットです。

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昨日18日木曜日から、ドイツの名物、クリスマスマーケットが始まりました。
毎朝トラムで旧市街や、メインのショッピングストリートを通過するのですが、広場や大きな通りに、突如として「小屋」やクリスマスツリーが並んだのが1週間前です。
先週末の土日は、小屋の中や外装を設える様子を見る事ができました。


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この1週間は、今朝のいつもより早いスタートのビデオ会議のため、深夜作業が続きました。そのため、今日は、18時きっかりに仕事を終えて事務所を出るタイミングで、事務所のメンバーと彼女の友達と飲みにいくのに誘われて、合流しました。
場所は、私がデュッセルドルフにきた当初滞在していたホテルの真っ正面。その名も「韓国いざかや」です。
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ドイツの素晴らしい習慣:誕生日に本人からみんなにもてなしされる 今日は、
スライスアーモンドが載ったケーキ: Kuchen フロレンティーナとマシュマロの周りにチョコレートがかかったSchokoküsseでした。
ミーティングポイントのカウンターに置かれる前に送られてくるメールは、同じ状況でも各人によって異なる伝え方なので、毎度ドイツ語のいい教材として集めています。


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私はタバコを吸わないのですが、デュッセルドルフでは、愛煙家が多いことに気づきます。
昨今の東京では、千代田区や港区のように、歩きタバコで罰金をとられるところがあり、駅のホームなどを含め公共スペースでの喫煙が制限されているため、外で愛煙家を見かけるのは、灰皿のあるところなどに限られていますよね。
しかし、デュッセルドルフでは、いたるところで歩きタバコ。
歩道も写真のように吸い殻だらけです。
歩いている彼女の右手にも火のついたタバコ。

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ドイツのスーパーは、どこもハーブティーの種類が豊富です。
ティーバッグだけでなく、葉のままのものも、袋詰めにされて売られています。
メーカーによって、値段も様々。
ドイツ語の表記でも、描かれた絵から分かるものについては、購入するのに困りません。


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古いものに価値を置くヨーロッパでは、各地に充実したアンティークのお店があります。
今日は、月に一度、日曜日に開かれている、市内中心部のショッピングモールSCHADOW ARKADENのアンティークマーケットAntikmarktに足を運びました。
放射状に延びるアーケードの中にぎっしりと並ぶ市は、11時から18時まで、外の雨とは無縁で吟味できます。
お店を構えているプロのものから、有閑マダムが趣味で出しているところなど、品揃えもさまざまです。

DSC00018.JPGのサムネール画像すぐに気に入った美容院が見つからないかも、と思い、ショートカットにして入国した髪もすっかり伸び、今日は、1週間前に予約した美容院 Maruoに行きました。
よく食べにいく石焼ビビンバのおいしい韓国料理店の正面にある半地下の、前から気になっていたお店です。

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今朝、トラム(路面電車)から歩道にある木にクリスマス用のイルミネーションを設置しているのが見えました。
街中のディスプレイも、すっかりクリスマスモードです。
その中でも、KauhofやKARSTADTなどのデパートのウィンドウを飾るマスコットたちは、動くので、観ていて飽きません。
これは、サンタクロースが、着ていく赤い服をミシンで縫っているところ。サンタだけでなく、小人たちにもそれぞれ動きがあります。

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ベッドルームの窓前にあるプラタナスの葉がすっかり落ちて、視界が開けてきました。
今まで見えなかった周辺の建物が透けてよく見えます。
アパートの反対側、リビングルームのバルコニーからも、もさもさと見えていた遠くのプラタナス並木の奥にある建物の様子が、わかるようになりました。


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今日は、ちょうど15時半、おやつの時間に、"Jetzt  Weckmann essen" 今 ヴェックマンを食べられます。というメールが送られてきました。

meeting point へ行ってみると、大きな人型のパンが置かれていました。

逆立ちしたように置かれていたので、魚のように見えますが、人の形です。

上にスライスアーモンドと砂糖がかかっていて、てっきりケーキなのかと思ったら、横にジャムとバター。カットされた断面はパンです。

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今日、帰宅する際に、アパートの集合玄関を入ったところにある郵便受けの横に張り紙がされていました。ポストの中には、右側に張ってあるものと同じもののコピーが。
手書きのドイツ語で書かれた何やら重要なお知らせです。
早速部屋について辞書や翻訳サイトで調べようと眺めたところ、手書きなのが厄介。。。一見読みやすい文字のように見えるのですが、特有の筆記体があるので、rなのかsなのか、zなのか判読できないものがあります。

11月22日の朝に、おそらくオイルヒーターの清掃があって終わるまで使えないということではないかとは思うのですが、辞書を端からあたっても、それらしい言葉が見つかりません。何かをしないといけないかもしれないので、これは、明日事務所で解読してもらうしかないですね。
どの国でも"判読できない文字"には泣かされます。

柿は"KAKI" 11/8

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毎日事務所での3時のおやつには、朝食ワゴンサービスで購入するカットフルーツの盛り合わせを食べています。りんご、洋梨、オレンジ、キウイ、グレープフルーツ、メロン、スイカ、チェリー、パイナップルなど種類は豊富で、ちょうどサラダボウルに入るくらいの量です。季節によって、若干その内容がかわるのですが、今週は、柿が入りました。少し固めです。
市場や店頭でも並んでいますが、表示は、"KAKI"
写真のボンの市場では5個で1.5€でした。

事務所のメンバーもスーパーで購入してきたものを、果物ナイフで細かく切って食べています。ちょうど切っていたメンバーに聞いたところ、"KAKI"といいます。また、同じように固めのものを切っていて、柔らかいのはチューインガムのようで好きではないとか。人工的な味に感じるということのようです。

あんぽ柿や干し柿が好きですが、通称日本人通りのimmermannstr.に売っているか気になっているところ。週末に確認してみようと思っています。
ただし、おそらく、これは事務所のメンバーに勧めても喜ばれないのかもしれませんね。


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毎週、各部屋に花を欠かさないようにしています。
その中で、ダイニングテーブルの小さな花瓶に生けるのは、花屋さんがつくっている小さなブーケ。私のアパートの近くには3軒の花屋がまとまってありますが、どこも素敵なブーケを置いています。値段は、小さいもので3.5€から10€。
どんな花を用いてどのように生けるか、花屋のセンスが表れて、毎週楽しみにしています。

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デュッセルドルフ中央駅からIC/RE特急で1時間のBonnボンを訪れました。
1999年まで西ドイツの首都だったとは思えないくらい、こじんまりとした街です。
ベートーベンの生誕の地、そして、R.シューマンと妻クララが晩年に住み、お墓のあるところでもあります。
ベートーベンの像が建つミュンスター広場を曲がったツーリストインフォメーションでもらった、ベートーベンの足跡をたどる地図を片手に、歩きました。

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今日のTonhalleでのコンサートは、久々に全てがシューマンに関する曲。
Mario Venzago指揮 デュッセルドルフ交響楽団と
ピアニスト Sophie-Mayuko Vetter と ヴァイオリニスト Frank Peter Zimmeermannにより
1. Peter Ruzicka  シューマンに関しての4楽章 (1948年作)
2. R.シューマン ヴァイオリン協奏曲 d-moll
 アンコールでヴァイオリンソロ バッハのカノン
休憩をはさんで
3.Joerg Birkenkoetter  Schumann ist der Dichter シューマンは詩人 (1963年作)
4.R.シューマン 交響曲第4番


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事務所の同じ列に座っている4人+チームリーダーの間では、お互いに面白いと思ったイベントやホームページなどの情報を頻繁に交換しています。
今日は、昨日に続き言葉に関して、興味深いメールが送られてきたので、ご紹介します。
それによると、EU圏で5年以内に通貨のユーロのように共通の言語、"Euro-English"ができる計画があるとか。

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プロジェクト毎にチームメンバーがかわったことにより、今、私の右隣に座っているのは、ドイツ生まれドイツ育ちのイタリア人R。この夏に大学院を卒業したばかりで、インターンの学生をのぞくと一番若手の所員です。
彼が今日、"笑いながら"、家に帰るときに使うという、"新しいドイツ語"を教えてくれました。

Ich mach neu sittich. イッヒ ッハ ヌウ ズィティッヒ=家に帰ります。
もうひとつ、同じように
Ich mach diebiege イッヒ ッハ ディービーグ =家に帰ります。


        

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10月最終日曜日の明け方、サマータイムを導入していたヨーロッパの国々が時計を冬時間に変更しました。
今年は10月31日の朝。
夜中の3時になったら、時計を2時に戻すことで、かわります。
2時から3時までが2回存在する不思議な時間です。
これで、日本との時差は8時間になりました。
この写真は、ヴェニスに到着した30日にホテルのベッドに置かれていた紙です。
今日寝る前に時計を1時間遅らせましょう。というお知らせです。
日の出時間が遅くなり、朝8時頃でも暗かったのが、朝らしい明るさになりました。かわりに、日が暮れるのが早くなった印象を受けます。
「冬になってきている」感がまた一つ増えました。


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ヴェニスは、細い路地と運河が複雑に入り交じり、街ごと迷路のようなところです。ひとつとしてまっすぐ、同じ幅の道がないのではないかと思うくらい。建物の壁に道や広場の名前が書いてありますが、地図を片手に歩いていても、あらゆる角度に道が進むので、容易に方向感覚がなくなるところが、また魅力です。

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ヴェニス滞在2日目の今日は、各国のパビリオンがあるGiarudiniジャルディーニ会場へ。
運河沿いや路地裏の細い道を楽しみながら歩いて向かいました。
快晴の昨日とうってかわってあいにくの雨でしたが、気温は高め。
傘をさしながら、パビリオンを回りました。
25組の作家と29カ国の展示作品だけでなく、カルロ・スカルパなど、有名建築家が設計したパビリオン自体も楽しめる会場です。


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日本のものが何でも揃うデュッセルドルフで購入した、雑誌Casa BRUTUSの11月号をガイドブック代わりに持参し、ヴェネチアビエンナーレに行ってきました。
8月29日から始まり11月21日までの今年は、建築の年。総合ディレクターを、アジア初、女性初で日本人建築家の妹島和世が務めています。
金獅子作品賞を石上純也が受賞するなど、今年は、日本の建築家がスポットを浴びています。





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